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東京二期会 オペラ「アイーダ」 [オペラぁ!]

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東京二期会のオペラ「アイーダ」公演は、
札幌文化芸術劇場、兵庫県立芸術文化センター、大分総合文化センターの共同制作、
この舞台、そもそもはローマ歌劇場のプロダクションのようです。
演出も原演出がマウリツィオ・ディ・マッティアのものを、
ジュリオ・チャバッティが演出しています。

日本でアイーダと言えば新国立劇場の豪華絢爛な舞台が5年毎に上演されるので、
対抗するのはなかなか勇気がいりそうですが、
本場イタリアから舞台・演出と指揮者を招聘する事で実現、
久しぶりに新鮮なアイーダを観る事が出来ました。

舞台装置の豪華さは新国立劇場にかないませんが、
古代エジプトの神殿や柱列を配した舞台に、
きらびやかな衣装をまとった王室の取り巻き、
序曲から登場し、
見せ場では人数をかけた華やかなバレエなど、
なかなか見応えのある舞台でした。

そしてアンドレア・バティストーニの指揮、
第2幕の「凱旋の場」は圧巻の迫力。
本人も言っている通りここは指揮者が主役、
若い力とエネルギーに溢れた指揮で、
その熱がオーケストラや舞台、
そして客席まで伝染してきます。

コーラスも熱唱で、
総勢による大合唱の盛り上がりが、
指揮者の一振りでピタッっと止まった時の静寂では、
無重力空間に放り出されたような感覚に陥りました。

ラダメス役を歌ったテノールの福井敬は、
コーラスに負けない突き抜けるような高音を。
ランフィス役を歌ったバスの妻屋秀和は、
第1幕の第1声で舞台を印象付ける落ち着いた低音。
アイーダ役はソプラノ、モニカ・ザネッティン、
きりっとした容姿で不幸な主人公を。
アムネリス役のメゾソプラノ清水香澄は、
アイーダを奴隷扱いする王女で憎まれ役ですが、
声量豊かで力強いながらも声に繊細さも滲ませていました。
幕切れの重唱では、もう少し目立っても良かったのでは・・・。


2018年10月20日 東京二期会 オペラ「アイーダ」
 
会場:神奈川県民ホール
スタッフ
指揮:   アンドレア・バッティストーニ(  Andrea BATTISTONI )
演出:   ジュリオ・チャバッティ  (Giulio CIABATTI )
 原演出:   マウリツィオ・ディ・マッティア  ( Maurizio Di MATTIA  )
装置:   アンドレア・ミーリオ  (Andrea MIGLIO )
衣裳:   アンナ・ビアジョッティ  (Anna BIAGIOTTI)
照明:   パトリツィオ・マッジ ( Patrizio MAGGI )
合唱指揮:   佐藤宏 
演出助手:   菊池裕美子        
舞台監督:   菅原多敢弘
 
キャスト
アイーダ     モニカ・ザネッティン(Monica ZANETTIN)
ラダメス     福井 敬
アムネリス     清水華澄
アモナズロ     今井俊輔
ラ「ンフィス     妻屋秀和
国王     ジョン ハオ
巫女     針生美智子
伝令     菅野 敦
 
合唱: 二期会合唱団
管弦楽: 東京フィルハーモニー交響楽団

タグ:ヴェルディ
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