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新国立劇場 オペラ「フィガロの結婚」 [オペラぁ!]

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新国立劇場の「フィガロの結婚」は、
アンドレアス・ホモキ演出のミニマル・スタイリッシュな舞台で、
2013年から4年ぶり5回目の公演。
4日間公演の初日でしたが、客席はほぼ満員でした。
2013年の公演レビューはこちら↓
http://turlinco.blog.so-net.ne.jp/2013-10-24

簡素で視覚的レトリックの効いた舞台は何度観ても飽きません。
キューブの舞台の壁が倒れたり、床が傾いたりとダイナミックな展開もあり、
白い舞台装置に白黒の衣装も洗練されています。
また装置の移動は全て登場人物が行うのもホモキの常套手段、
休憩後の第3幕も同じ配置で伯爵がダンボールに腰掛けたまま始まります。
ちょっとした所の機転が良く利いています。

フィガロ役はアダム・パルカ、
低音が良く響き、腰の軽いフィガロの役柄も出ていました。

伯爵夫人役はアガ・ミコライ。
新国立劇場でも「ドン・ジョヴァンニ」に3度出演しているので、
モーツァルトは得意なのでしょうか?
出番が少ない割には名曲も歌う重要な役どころです。

スザンナ役の中村恵理は10年ぶりの再登場、
声がますます艶やかになったようで、
他の歌手と絡む演技も上手く、まるで舞台の潤滑剤のようです。

ドン・クルツィオ役の糸賀修平は新国立劇場研修所出身の若手だと思いますが、
伸びのある発生で個性を発揮していました。

今回は字幕担当のクレジットが演出家の田尾下哲になっていましたが、
物語の展開がちょっと分かりづらいように感じました。

アンドレアス・ホモキは、
今年11月の東京二期会「こうもり」公演でも演出予定です。


2017年4月20日 新国立劇場 オペラ「フィガロの結婚」
Le Nozze di Figaro  Music by Wolfgang Amadeus MOZART
 
【指 揮】コンスタンティン・トリンクス(Constantin TRINKS)
【演 出】アンドレアス・ホモキ(Andreas HOMOKI)
【美 術】フランク・フィリップ・シュレスマン(Frank Philipp SCHLÖSSMANN)
【衣 裳】メヒトヒルト・ザイペル(Mechthild SEIPEL)
【照 明】フランク・エヴァン(Franck EVIN)

キャスト
【アルマヴィーヴァ伯爵】ピエトロ・スパニョーリ(Pietro SPAGNOLI )
【伯爵夫人】アガ・ミコライ(Aga MIKOLAJ)
【フィガロ】アダム・パルカ(Adam PALKA)
【スザンナ】中村恵理
【ケルビーノ】ヤナ・クルコヴァ(Jana KURUCOVÁ )
【マルチェッリーナ】竹本節子
【バルトロ】久保田真澄
【バジリオ】小山陽二郎
【ドン・クルツィオ】糸賀修平
【アントーニオ】晴雅彦
【バルバリーナ】吉原圭子
【二人の娘】岩本麻里、小林昌代

【合 唱】新国立劇場合唱団
【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団

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