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新国立劇場 オペラ「アイーダ」 [オペラぁ!]

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新国立劇場で5年に一度上演される「アイーダ」、
開場20周年記念の今年で5度目の公演です。
2013年のレビューはこちら↓
http://turlinco.blog.so-net.ne.jp/2013-03-13

20年前のボロボロになった装置を、
直し直しして使っているそうですが、
見た所は例年通りに美しい舞台です。
丁寧な修理が施されているのでしょうが、
それよりも、
あれだけ大規模な舞台の、それも幕によって全く違う装置を、
20年間もよく保管しているものだと感心します。
加えて、
10メートルを超える列柱から腕輪一つまで、
5年に一度、出したり仕舞ったりする作業も半端ではないでしょう。

今回の舞台、
歌手では王女アムネリス役を歌った、
メゾソプラノのエカテリーナ・セメンチュクが素晴らしく、
憂いのある独特の歌声に堂々とした立ち振る舞いで、
舞台全体を引っ張っているようでした。
そもそも、
王女でありながら愛する人と結ばれず、
一方アイーダは捕虜となっても、死んで愛する人と結ばれるのですから、
アムネリスこそ悲劇のヒロインと言えます。
しかもこのアムネリスには地味ながらも美しい曲が与えられています。

アイーダ役は韓国のソプラノでイム・セギョン。
小柄で芯の強そうな感じはアイーダのイメージにぴったり、
ヴェローナの屋外劇場でも歌ったらしいですが声量たっぷりです。

そして、
大編成のコーラスも大迫力で素晴らしく、
大合唱がピタッと止まった時にホール全体に空白が浮かんだように感じる瞬間があり、
鳥肌が立ちました。

帰りの出口でアサヒが試飲用のビールを配っていました。
舞台が盛り上がった後のタイミング、
冷えていればその場で飲みたいところでした。


2018年4月5日 新国立劇場 オペラ「アイーダ」
Aida Music by Giuseppe VERDI
 
スタッフ
【指 揮】パオロ・カリニャーニ(Paolo CARIGNANI)
【演出・美術・衣裳】フランコ・ゼッフィレッリ(Franco ZEFFIRELLI )
【照 明】奥畑康夫【振 付】石井清子
 
キャスト
【アイーダ】イム・セギョン(RIM Sae-Kyung)
【ラダメス】ナジミディン・マヴリャーノフ(Najmiddin MAVLYANOV)
【アムネリス】エカテリーナ・セメンチュク(Ekaterina SEMENCHUK)
【アモナズロ】上江隼人
【ランフィス】妻屋秀和
【エジプト国王】久保田真澄
【伝令】村上敏明
【巫女】小林由佳
 
【合 唱】新国立劇場合唱団
【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団

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